運気には
10年でひと周りの大運を始め、
年運、月運、日運、時運まで
あります。
それに加えて、
30年運である接木運というものが
あることをご存知ですか？
この接木運の変わり目、
実は人生を変える出来ごとが
起こりやすい運気なのです。
今回の記事では、
この接木運について解説します。
接木運を観る前に大運を知る必要がある
接木運を解説する前に、
大運について説明する必要があります。
四柱推命における大運とは、
人生における10年ごとの運気を示す
ものです。
この大運は、
人それぞれによって違ってきます。
この大運を出す方法はかなり面倒です。
私は一応出し方を知っていますが、
命式を作る際にはその方法ではやりません 笑
なぜなら、
今の時代は計算できなくても、
アプリや無料の命式作成サイトで
簡単に出すことができます。
ここで知っておきたいのが、
順行運の人と逆行運の人の違いです。
順行運の人は、
甲→乙→丙→丁…と進んでいくのに対し、
逆行運の人は、
甲→癸→壬→辛…と進んでいきます。
大運の出し方は改めて別記事で
解説しますが今回は接木運について
詳しく話したいので割愛します。
順行運は、
男性は年柱の天干が陽干の場合
女性は年柱の天干が陰干の場合
一方で逆行運は、
男性は年柱の天干が陰干の場合
女性は年柱の天干が陽干の場合
になります。
陽干…甲、丙、戊、庚、壬の人
陰干…乙、丁、己、辛、癸の人
接木運とは
この大運の地支の五行が土のときに、
接木運が巡ってきます。
つまり、
順行運の人なら
「寅・卯・辰」「巳・午・未」
「申・酉・戌」「亥・子・丑」
がセットとなり30年運＝接木運
になり、
逆行運の人なら、
「丑・子・亥」「戌・酉・申」
「未・午・巳」「辰・卯・寅」
が30年運＝接木運となります。
この接木運は、
ちょうどその年に大きな変化が起こる
のではなく前の2.3年で変化が起きます。
人生の大きな変わり目は、
人生において2回くらいの人が多いです。
接木運のときに起こりやすいことその具体例
接木運では大きな変化が起こりやすい
とお伝えしました。
では具体的に大きな変化とは
どんな変化が起こるのでしょうか？
- 仕事での変化
- 住居での変化(引越し)
- プライベートでの変化(出産・結婚)
が起こります。
具体的な例を用いて説明しましょう。
この大運表は実は私のものです。
大運が
1998年戊子→2008年丁亥→2018年丙戌→2028年乙酉…
と流れていきます。
私は2018年に接木運でした。
2017年までは「丑・子・亥」
つまり冬の季節です。
冬を表す五行は「水」です。
一方で2018年以降は、
「戌・酉・申」で秋の季節で
五行は「金」です。
私は辛亥なので「金」の人です。
水は自分より下を示すので
「子育て」とかの意味になり、
金は自分を示すために、
子育てから自分に向けての行動が主となる
イメージです。
つまり、
子ども中心の生活から自分中心への生活
への変化をしたのが2018年でした。
具体的には、
3人の子どもが自分の手から離れ、
自分で仕事の中心を名古屋に移して
活動し始めた年でした。
このように、
接木運においては結構明確な運気の変わり目
が観て取れることが多いのです。
年運や月運も大切ですが、
30年に一度の大々的な運気の変わり目
接木運是非活かしてください。