新居を建てることや引越しは、
人生において大きな節目となる
イベントです。
大きな節目だからこそ、
家を建てるタイミングや引越しの日取り
はとても重要なのです。
昔から日本では土地の神様を敬い、
家を建てる際には方位や日取りを
慎重に選ぶ習慣がありました。
今回の記事では、
新居を建てる際に気をつけるべき
方位と日取りの重要性についてお伝えします。
古来より続く家づくりの風習
日本では古くから家を建てる際には
その土地に宿る神様に敬意を払い、
大地のエネルギーを大切にする風習
が根付いていました。
その代表例が地鎮祭です。
「ここに住まわせていただく」
ことを報告し工事の安全と家の繁栄
を祈願します。
また大地の神として知られる
大地主神(おおとこぬしのか)や
埴山姫神(はにやまひめのかみ)は
土地のエネルギーと密接に関わっています。
だからこそ日本人は、
古来から土地に関わる神々を大切にして
家を建てることをしてきたのでしょう。
画像はイメージ(写真ACより)
引越しは方位と日取りが大切
家を建てる際には、
いくつかの重要なイベントがあり、
それぞれ日取りを慎重に選ぶこと
が推奨されます。
- 土地の契約
- 地鎮祭
- 棟上げ
- 引越し
の4つのイベントは
良い日を選ぶことを
強くお勧めします。
土地の契約は、
その土地の運気を得る最初のステップであり、
契約する日によってその後の運勢が左右される
可能性が高いと考えられます。
特に家の持ち主となる方や
今後家を継ぐだろうお子さまの
運気の良い日を選ぶことをお勧めします。
地鎮祭は土地の神様に敬意を払い、
工事の安全と住む人の繁栄を願うため
の儀式です。
良い日を選ぶことで
より良いエネルギーを得ること
ができるでしょう。
棟上げ(上棟式)は建物の骨組みが完成し、
家の運気が形作られる重要な日であるため、
これも良い日を選ぶことをお勧めします。
そして最後の引越しです。
実は引越しが一番重要と考えます。
なぜなら良い日だけではなく、
方位も絡んでくるからです。
あなたは人生の2/3以上を家で過ごします。
だからこそ大切なのです。
また新居は一生で一番高価な買い物になる
でしょう。
だからこそ失敗したくないと思いますよね?
日取りだけではなく、
良い方位を選んで引越すことが
大切になるのです。
もし凶方位に引越せば、
思わぬトラブルを招くことも
あるので要注意です。
画像はイメージ(写真ACより)
良い方位と悪い方位の基本的な考え方
方位を観るときには、
九星気学か奇門遁甲で観ることが
一般的です。
今回は九星気学で解説します。
九星気学では年ごとと月ごとに
「吉方位」と「凶方位」が変わります。
例えば、
凶方位…行ってはイケない方位
が年ごと月ごとで変わります。
・五黄殺
・暗剣殺
・歳破
あなたも聞いたことがあることでしょう。
この方位が年ごと月ごとで
ぐるぐる回るのです。
この共通の凶方位に加えて、
あなただけの凶方位である
本命殺と本命的殺が存在します。
更に自分が生まれた年の方位は、
ずっと凶方位になります。
この凶方位を避けた方位こそが
吉方位になるわけです。
例えば自分の生年月日から
自分が七赤金星だとわかったと
しましょう。
2025年と2025年4月の凶方位を、
それぞれバツをして残った方位が
吉方位となるわけです。
※方位盤は上が南で下が北になります。
ちなみに七赤金星の人は
2025年の4月は南西が吉方位
になります。
そうなると、
「その方位しか引越せないの?」
とい疑問が湧きます。
ここで「方位取り」が役立ちます。
方位取りをすれば、
どの方位にも引越しすることができます。
例えば七赤金星の人が
2025年4月に今住んでいる場所から
北へ引越すとしましょう。
上記の表より北の方向はNGですから、
吉方位である南西に引越すように
一旦新居から北東の方向で方位取り
をするのです。
この方位取り、
講座で説明してもかなり難しい内容
ですのでここでは
凶方位でも方位取りで吉方位に変えられる
ということだけ知っておいてください。
日取りの決め方
引越しの日取りももちろん重要です。
大安、天赦日、一粒万倍日
のような良い日もあれば、
仏滅、不成就日、土用期間、八専期間
のような避けるべき日もあります。
この共通な良い日悪い日に対して、
あなたの生年月日から導き出された
共通の避けるべき日もあります。
引越しの方位と日取りが悪いと起こること
~私の鑑定での実例に基づいて
では実際に引越しの方位や原因で
起こったとしか思えない内容について
私の鑑定の実例からご紹介します。
新居に帰りたくない
せっく気に入って購入した新居。
にも関わらずなぜか新居にはいかず、
近くの実家にいてばかり。
そのうち帰らないことで、
奥さんが浮気をしている現場に遭遇。
当然離婚へ。
調べたところ、
引越しの方位が「暗剣殺」に
当たっていました。
これ恥ずかしながら、
私に起きた出来ごとです。
やる気が起きなくて次の行動が起こせない
私の友人のお嬢さんの話。
海外留学から帰ってきて、
次の行動を起こさなければいけない
とわかっているのに行動できない。
動かない娘に対し、
親のイライラは最高潮に!
そのときに私に相談に来て観たら、
お嬢さんの留学先からの自宅の方位が凶方位。
なので方位取り旅行をしてもらいました。
方位取り旅行から帰ってきたら、
なぜか娘さんすぐに行動を起こし、
次の月には新たな進学先が決まったと
うれしい報告がありました。
原因不明の病気になった
この話が一番多いでしょうか。
引越した後に体調を崩すということは
よく聞く話です。
しかし全くの原因不明の病気になる
ということも鑑定時によく聞きます。
このような方を鑑定すると、
引越し日は自分にとって悪い日
引越し先の方位が凶方位
引越し先の方位が自分の生まれた年の方位
という方たちです。
中には引越してから3年間働けなかった
という方もいらっしゃいました。
画像はイメージ(写真ACより)
もし悪い方位に引っ越してしまったら?
~運気を改善する方法~
もし悪い方位に引越したと感じたら、
つまり前述したような3つのことが
身に起きたらです。
そのときは方位取りをお勧めします。
方位取りについては他記事で触れて
いますのでそちらをご覧ください。
2025年1月7日加筆
日々生活をしていて、
・なんかやる気がわいてこない
・なんか体調がよくない
と感じるときってありませんか?
そんな時はあることをしてみる
価値ありなのです。
そのあることとは、
方位取り旅[…]
一生に一度の新居だからこそ日取りと方位を大切に!
新居を建てることや引越しをすることは、
人生の中でも特に重要なイベントの1つです。
しかも最も高価な買い物です。
だからこそ、
日取りと方位を大切にしたいと
思いませんか?
新しい住まいはこれからの生活の基盤となり、
そこに住む人の運勢や健康及び人間関係に
大きな影響を与えます。
ただ住みやすい場所を選ぶだけでなく、
引越す方位や日取りを慎重に決めること
が大切だと考えます。
自分にとって良い日を選び、
自分にとって良い方位の場所へ引越す
ことで最高のスタートを切れます。
3月、4月は引越しシーズン。
新たな人生がより良いものとなるよう、
家を建てる際の引越しの日取りと方位は
専門家に観てもらうことをお勧めします。