恩送りの法則~見返りを求めない人が受け取るもの

「誰かに親切にしたけれど、
何も返ってこなかった…」

そんな経験があると、
「なんで?」「なんか損している…」
と感じてしまった経験ありませんか?

そのあなたの行動は
ちゃんと未来へとつながっている
と私は断言できます。

「恩送り(おんおくり)」
という考え方です。

見返りを求めずに、
善意を次へとつなぐ生き方である
恩送りについてお伝えします。

恩送りとは

恩送りとは自分が受けた恩や親切を
直接その人に返すのではなく
別の人へと送ることです。

恩返しは
恩をくれた相手との1対1のやり取り
になります。

一方で恩送りは、
その喜びや感謝をたくさんの人に
送ることができるのです。

例えば、
自分がしてもらった親切を
多くの人に同じことをする。

そうすれば、
その親切が社会全体に拡散
していくことでしょう。

自分だけではなく、
その喜びやうれしさを周りに
広めていくという生き方です。

これは日本だけではなく世界でも
「Pay it forward」
という言葉で知られています。

画像はイメージ(写真ACより)

見返りを求めてはいけない理由

恩送りの最大のポイントは、
「見返りを求めない」ことです。

誰かに親切をしても、
その人から直接お礼を言われたり、
返礼があるとは限りません。

実際にそのような経験を
されている方も多いでしょう。

もし見返りを期待してしまえば、
「なんで?」「なんか損した…」
と裏切られたような気持ちになって
しまいかねません。

見返りを期待せずに、
ただ自分の善意だけに集中して
広めていく意識が大切なのです。

その意識こそが、
いつか思わぬ形で自分に返ってくる
ことに繋がるのです。

恩は巡り巡って返ってくる

自分が送った善意が、
どうやって自分に返ってくるのか
実際には目に見えないんですよね。

実は善意は目に見えなくても、
巡り巡って返ってきます。

例えば、
あなたが道に迷っている人を
助けたとしましょう。

すると後日に、
あなたが道に迷った時に、
別の誰かに助けられる。

そんなことがあるのです。

これは偶然ではなく、
世の中の「巡りの法則」
が働いているからなのです。

自分が発した善意や親切は、
時間や人を超えて、
必ず何らかの形で返ってくるのです。

画像はイメージ(写真ACより)

次世代に続く恩送り

実は自分がしたことが、
自分に返ってこないこと
もあります。

「え~!!」
と思ったかもしれません。

しかし
実はあなたに返ってこなくても
あなたの子や孫に返ってくること
もあるのです。

まさに「徳を積む」ということです。

目に見えない善意の貯金が、
家族や大切な人たちの未来を豊か
にするのです。

恩送りは、
次の世代へと受け継がれていく
希望のリレーなのです。

誰でもできる恩送りの例

恩送りは特別なことではありません。
誰でもできることなのです。

例えば、

  • 電車でお年寄りに席を譲る
  • 「ありがとう」と店員さんに笑顔で言う
  • コンビニで使ったトイレをきれいにして出る
  • 渋滞の時に車を入れてあげる

などのほんの少しのことで十分です。

そうすることで、
いつか何らかの形で巡り巡って
自分のことに返ってきます。

もっと言えば、
返ってきたことすら気づかない
のが恩送りです。

だからこそ、
小さな善意を見返りを期待せずに行う
ことこそ大切なのです。

そうすることで
その善意や親切が周りに広がり、
世界を少しづつ良くしていきますよ

 

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