最近
「生成AIで四柱推命の鑑定ができる」
という話を聞きました。
そうなると、
四柱推命で鑑定の仕事はAIに奪われる
と思う方もいると思います。
実際にそうなるのか?
今どのくらいのレベルの鑑定ができるのか
を調べてみましたので、
その様子をお伝えします。
まずはダイレクトにChat GPTに
四柱推命でどんな性格で
性格的な長所・短所を教えて下さい。
また、本年の運気を教えて下さい。
と入力しました。
するとこんな感じ。
まず命式を立てる時点で
間違っていますので、
鑑定としては全く成立しません。
今度は命式を作成して聞いてみます。
年柱:辛亥
月柱:辛卯
日柱:辛亥
時柱:己丑
元命は偏財星の男です。
四柱推命でどんな性格で
長所・短所を教えて下さい。
また、本年の運気を教えて下さい。
と入力しました。
するとこんな感じ。
残念ながら通変星の中でも一番大切な
元命が偏財ではなく偏官になっています。
運気の出し方
特に大運については全く合っておらず、
鑑定以前の問題でした。
※2025年の8月4日にこれは実施しました。
しかし、
正直このような技術の進歩は
とても凄まじい!
数ヶ月後、
いや数週間後にはどう進歩するのか
もわからないですよね。
となると、
四柱推命の鑑定士のレベルに追いつく
のも時間の問題かもしれません。
しかしだからと言って、
四柱推命の鑑定士の仕事がなくなる
と私は全く思っていません。
なぜなら、
機械的な鑑定ではなく、
人間的な鑑定を求める人がいるからです。
今でも、
ある無料のサイトに生年月日を入力すれば
性格や運気程度なら知ることができます。
結構なボリュームで、
素晴らしい内容の鑑定書が届く
サイトもあります。
しかし鑑定を受ける人の中には、
会って話を聞いもらい、
その上でアドバイスをもらいたい人
がいるのです。
もっと言えば、
占いとか鑑定を受けるような人は、
そのような人がほとんどです。
四柱推命の鑑定士として生き残りたいなら、
AIが進化するから仕事がなくなる
と考えるよりも、
AIの鑑定に負けない自分の鑑定のウリ
を磨くことを考えましょう。
そのような存在になれば、
きっと四柱推命の鑑定士として、
求められる存在になるはずです。