2026年10月4日更新
「四柱推命は漢字ばかりで難しそう…」
「命式を自分で出せるようになりたいけれど、
万年暦の見方がわからない」
と悩んでいませんか?
現代ではアプリやサイトで
瞬時に命式が出すことができます。
しかしあえて万年暦を使って
手書きで命式を立てることで、
五行の巡りや蔵干の仕組みが
身体で理解できるようになります。
今回の記事では、
万年暦を使ってアナログで
正しく命式を導き出すステップを
分かりやすく解説します。
四柱推命の「命式」とは?手計算で出すべき基本項目
そもそも四柱推命の命式とは、
- 生まれた年
- 生まれた月
- 生まれた日
- 生まれた時間
を干支(十干十二支)をもとに
構成された表です。
(生まれた土地の時差補正もあります)
これらをそれぞれ、
年柱・月柱・日柱・時柱の
四つの柱から成り立つため、
四柱推命と呼ばれています。
それぞれの柱には、
天干と地支が記載されています。
年の天干を『年干』と言います。
同様に月干、日干、時干、
年の地支を『年支』と言います。
同様に
月支、日支、時支と呼びます。
更にその地支の中には
「蔵干」と呼ばれる隠れた干
も含まれます。
更に通変星、十二運を出し、
大運、年運を出したものが
一般的に命式と言われるものです。
この命式をもとに、
その人の性格、才能、運勢、
人生の転機等を読み解いていくのです。
つまり、
命式を出して初めて鑑定が始まる
のです。

画像はイメージ(Geminiで生成)
あえて「万年暦(手計算)」で命式を立てる3つのメリット
今の時代は
スマホの命式無料作成サイトや
ツールが命式作成の主流です。
しかしあえて万年暦を使って
手書きで命式を立てることには
大きな価値があります。
①命式の構造と「五行バランスとエネルギー」が身につく
スマホの画面で作成された命式では
計算されない且つ見落としがちな
要素もあります。
また
「なぜこの通変星になるのか」
「なぜこの蔵干が選ばれるのか」
という裏側のロジックについて
理解できます。
② サイトやアプリによる「結果のズレ」に惑わされなくなる
命式作成サイトによっては
蔵干の採用基準や節入りの計算が
異なりる場合が多々あります。
しかし自分で万年暦を引ければ、
自信を持って命式を立てることが
できるようになります。
また、
自動作成ツールでは日変わりや
月変わりの方の命式も不安なく
立てることができるようになります。
③ 鑑定士としてのプロ意識を醸成する
まだ鑑定を始めたばかりのころ。
飲み会の席で鑑定してほしいと
いう流れになり簡易的に鑑定を。
スマホの画面に生年月日を入力し、
その命式を見ながら鑑定すると
相手から
「スマホを見ながら鑑定できるなら
誰でもできるのでは?」
と言われてしまいました。
実際に紙に命式を書いて作成し、
その紙を持って鑑定することが
プロらしさを表現できると痛感した
できごとでした。
上記は万年暦の1971年のページ
アナログ(万年暦)で命式を立てる5つの手順
では実際に、
万年暦と自分で使いやすい命式表を
準備し以下の順序で命式を立てましょう。
※命式表がなければダウンロードできます。
例として
1980年3月2日 14時生まれの女性
で命式を作成してみましょう。
①生年月日から「年柱・月柱・日柱」の干支を万年暦で引く
万年暦を開き、
該当する生年月日のページを
探します。
日柱は生年月日の日に
該当する六十干支をそのまま
書き写します。
年柱は原則として
その年の干支を書きますが、
「立春(2月4日頃)」より前に
生まれた場合は前年の干支になります。
月柱は「節入り日(月の境目)」
を跨いでいるか確認してください。
カレンダー上の1日ではなく、
節入り時刻を過ぎているかどうかで
月干支が決まります。
例の女性は万年暦から、
年柱:庚申
月柱:戊寅
日柱:甲戌
※月替わり前のため2月になります。

②「時柱」を導き出す
生まれ時間から
時柱(時干と時支)を算出します。
日干が何かによって、
算出の仕方は変わりますので、
以下の表から算出してください。
例の女性は下記表から
時柱:辛未 になります。

③地支から「蔵干」を割り出す
各柱の地支(年支・月支・日支・時支)から
蔵干を以下の表に基づき書き出します。
この時に重要になるのが、
節入りに日から生まれた日まで
何日経過しているかになります。
例の女性の場合は、
節入り日から29日経過
しているため各蔵干は
年:申 → 庚
月:寅 → 甲
日:戌 → 戊
時:未 → 己 になります。
蔵干表

④日干を中心に通変星と十二運を計算する
①~③の算出したデータを
命式表に書き入れ、
通変星と十二運を計算します。


すると以下のような
命式表ができあがります。

⑤エネルギーと五行バランスを計算する
次にエネルギーと五行バランスを
計算します。
私の計算方法は以下の記事を
参照してください。
2026年9月24日更新
自動計算サイトで命式を出した際、
「身旺」「身弱」という言葉や
「-4」「+5」といった数字を
目にしたことがあるかもしれません。
「自分の数字の意味を知りたい」
「サイトや流派によって
判定が変わ[…]
2026年4月22日更新
四柱推命で観る五行の相生と相剋
の記事でお伝えしたように、
世の中の物全ては
五行:木火土金水
で表すことができます。
あなた自身も
生年月日からも五行が
どれくらいなのか算出できます。
[…]
⑥年運と大運(10年ごとの運勢)を計算する
大運の計算方法は
以下の記事で詳しく解説しています。
2026年7月21日リライト
「これからの10年、
自分はどんな運気だろう?」
四柱推命の「大運(10年運)」は、
人生の攻め時・守り時を教えて
くれる重要な航海図です。
一見難しそうですが、
手順さえ分かれば初心者でも
自[…]
以上を命式に書き示すと、
以下の命式が出来上がります。

アナログで作成する際の3つの注意点・間違いやすいポイント
手計算で命式を立てる際は、
以下の3点に特に注意してください。
流派によって命式の作成法が違う
四柱推命には様々な流派があり、
その流派によって命式の読み解き方や
観る場所が違ってきます。
自分の流派に沿った
命式表の使用と作成方法を
してください
年変わりや月変わりの命式作成
命式を作成する際に、
一番の鑑定士泣かせは
年、月、日の変わり目に
生まれた方の鑑定です。
これも流派によって
方法があると聞きますので
師の教えに従ってください。
尚、私の場合は
境目に生まれた方は命式を
境目前後で2枚作成し、
鑑定の中でどちらの傾向が
強いかを見て鑑定しています。

画像はスマホの画面ですが、
実際には紙に2つの命式を作成し
鑑定をしています。
手計算で命式が立てられると四柱推命の鑑定力は劇的に変わる
このブログで何度も言っていますが
四柱推命の鑑定力向上のためには、
鑑定の数を重ねることです。
鑑定の数を重ねる
=命式をたくさん立てる
ことです。
そうすることで、
自分なりの統計が積み重なれて行き
自分なりのデータが出来上がります。
しかも手計算で命式を立てれば、
最初はかなりの時間を要しますが
慣れればどんどん早くなります。
手計算での命式は
1つ1つの意味がわかるために、
深い気づきが得られます。
時間があるなら、
手計算で命式を立てることに
挑戦してみてください。
まずは自分自身や
身近な家族の生年月日を使って、
万年暦を開き手書きで
命式を立ててみてください。
そのプロセス自体が、
四柱推命の鑑定力を飛躍的に引き上げる
最高の第一歩となります。
万年暦は以下のサイトで購入するか、
心斎橋にある中尾書店様で購入できますよ。