運が良くなるためには
ポジティブ思考が大切だ
だという言葉をよく耳にします。
この話私からすると、
半分正解、半分不正解
だと思っています。
確かにポジティブな思考は大切ですが、
それが全てではないという考えです。
今回の記事は、
ポジティブ思考にある落とし穴
についてお伝えします。
人の脳はポジティブよりもネガティブなことに支配されやすい
人は元々ポジティブな考えよりも、
ネガティブな考えで脳みそは支配される
ことが多いと言われています。
これについては結構有名な例があります。
幅50cm長さ3mの板を床の上に置き、
その上を歩いてもらいます。
するとほとんどの人は歩き切れます。
一方で、
この板を高さ3mくらいの場所に架けると、
たいてい落ちます。
なぜでしょうか?
「落ちるかも…」
という思考が働くからと言われています。
更にこんな話も有名です。
小さい子に
「こぼさないでパパのところに持っていってね」
と言って飲み物を渡すとたいていこぼします。
一方で
「パパが喜ぶから持っていって」
と言って渡すとこぼさずに持っていけます。
また年齢を経れば経るほど、
「失敗した」というネガティブな想い
が積み重ねっています。
その結果として
「どうせダメだろう」
と行動をやめてしまうのです。
画像はイメージ(写真ACより)
ポジティブな思考は良い運気を引き寄せる
なぜポジティブな思考は
良い運気を引き寄せるのでしょうか?
ポジティブであれば行動が早くなあります。
何ごとも行動を起こさなければ始まらないため、
行動することは重要です。
またポジティブな人の周りには、
ポジティブな人が集まります。
ポジティブな言葉に集まると言っても良いでしょう。
逆にネガティブな言葉は
周りから人を遠ざける威力があります。
ネガティブな言葉を発していたり、
ネガティブなエネルギーが出ていると、
人はそれを敏感に感じます。
なぜなら、
人間のコミュニケーションは非言語が8割であり、
それが伝わるからです。
画像はイメージ(写真ACより)
ポジティブ思考とは捉え方である
では具体的にポジティブ思考とは、
どのような思考を言うのでしょうか。
それはずばり『捉え方』です。
全ての自分に起こった出来ごとに対し、
どう捉えるかが重要です。
この捉え方が
ポジティブであるかネがティブであるか
の違いです。
例えばあなたが交通事故に遭ったしましょう。
その交通事故で相手とぶつかってしまい、
人身事故になったとしましょう。
でもそれほどのケガではなかったと。
この出来ごとをどう捉えるかです。
確かに人身事故なので不幸だと
思うかもしれません。
しかし
「相手は大したケガでなくてよかった」
と感謝できることです。
更にこのように思うだけでは、
ただの楽観主義です。
なぜこのような出来ごとを起こしてしまったのか?
これから起こさないようにするためには
自分は何をするべきか?
と考えられることです。
この振り返りが大切なのです。
振り返ることで改善行動が生まれるのです。
あなたに起こった不運なできごとも、
数年経てば幸運な出来ごとだと思える
ことが多々あります。
自分が行動したことがうまく行かないときは、
方法や手段を変えろという啓示である
と思ったほうが良いでしょう。
画像はイメージ(写真ACより)
ポジティブな思考にする3つの方法
なかなかポジティブになれないという方には、
思考をポジティブにする3つの方法があります。
それは
- 感謝をする
- 相手をほめる、認める
- 感動する
ことです。
中でも感謝は絶大なポジティブ思考を発生
することができます。
普段起こっている当たり前のことに対し、
感謝できるようにしましょう。
例えば、
ご主人が仕事から帰ってきたら、
「いつも一生懸命働いてくれてありがとう」
と言葉に出し伝えることです。
そうすれば、
お互いにポジティブな気持ちになり、
気持ちよく生活できるのです。
ちなみにこの方法は
ちょっと夫婦仲が悪い方に実践してもらうと、
たちまち夫婦仲が良くなったという報告が来ます。
画像はイメージ(写真ACより)
何がなんでもポジティブが良いというわけではない
最後にちょっと矛盾する話をします。
何がなんでもポジティブであることが全て
という考えにはリスクがあります。
ポジティブ思考である
=楽観的な考えである
とはちょっと違います。
よくあるのですが、
「あなたは今年運気良いですよ」
と伝えると、
柳の下のどじょうてきなものを期待する
人がいます。
はっきり言います。
それは違います。
「自分は運が良いから」
「どうにかなるさあ」
的な楽観的な考えをしている人は、
運が味方しません。
なぜなら、
努力をしなくなるからです。
努力=行動しなければ、
当たり前ですが何も結果が生ません。
思考の段階ではリスクを考え、
行動の段階ではポジティブにする
ことをお勧めします。
思考はネガティブ=慎重に、
行動はポジティブ=大胆に
といった感じです。
最後に、
全ての出来ごとは自分が幸せになるために、
全て起こっているのだと私は思っています。
今50歳を超えましたが、
このことを痛感する毎日です。
「あのことが起こったらこそ今の自分がある」
とそんな毎日を過ごしています。
だからこそ、
1つ1つの出来ごとに深い意味があると感じ、
どんな出来ごとにも感謝が生まれています。