陰徳と積善を日々実践して運気を上げる

今日の話は私の考え方であって、
何か科学的に証明されているとか
明確な根拠が示されている話では
ありません。

しかし、
私が日々の生活で大切にしており
実践することで確実に運気が上がって
いることです。

もしあなたが
「なんか運が良くないなあ」
「最近良いことが起こらないなあ」
「私って、運悪いのかなあ」

と感じているなら是非実践して
欲しい内容です。

それは
陰徳と積善の実践
です。

大谷選手がメジャーリーガーになるために
書いた有名な目標シートにこの陰徳と積善
の項目が書いてあります。

では、
具体的に陰徳と積善って何でしょうか?

まず陰徳とは、
他人にわからないように徳を積むこと
です。

一方で積善とは
善い行いを積み重ねていくこと
です。

「善」はなんとなくわかりますが、
ここで問題になるのが
「徳」とはどんなこと?ということです。

「徳を積む」
仏教の話を聞きに行くとよく聞かれます。

では、
どんなことをすれば徳を積めるのでしょうか?
それは善い行いをすることです。

例えば、

  • 公共のものを掃除する
  • ボランティアに参加する
  • 捨てられたペット動物を引き取って育てる
  • 献血をする
  • ご先祖の墓参りをする
  • お年寄りに席を譲る
  • ゴミ拾いをする
  • 掃除をする
  • 人に意地悪されても怒らず冷静に対応する
  • 人に優しい言葉をかける
  • 人の良いところを褒める
  • 脱いだ靴をきちんと揃える
  • トイレをきれいに使う
  • 道に迷っている人を道案内する
  • 自分の持ち物を大切にする
  • 1日を無事過ごせたことに感謝する

などなどです。

画像はイメージ(写真ACより)

これ仏教の教えの「無財の七施」にも
通ずるものがあります。

無財の七施とは、
お金がなくても他人にできる7つの実践です。

✓ やさしい眼差(まなざ)しで人に接する
✓ にこやかな顔で接する
✓ やさしい言葉で接する
✓ 自分の身体でできることを奉仕する
✓ 他のために心をくばる
✓ 席や場所を譲る
✓ 自分の家を提供する

私は20代のときに、
京都の広隆を訪れた際に、
この言葉を知り感銘を受けました。

一方でせっかく積んだ徳も、
悪いと言われる行いをすると、
その徳も失われると言われています。

例えば、

  • 暴力をふるい人にケガをさせる
  • むやみなな殺生をする
  • 他人の嫌がることをわざとやって困らせる
  • 万引きをする
  • SNSなどに人の悪口を書き込む
  • 人の悪口を言って人を傷つける
  • 学校や仕事を断りなく遅刻したり休んだりする
  • 人のアドバイスを聞き入れずに腹を立てる
  • ゴミを散らかしたままにする
  • 人との約束を破る
  • 公共の場で大声で話したり、騒いだりする
  • 嘘をつく
  • 物を粗末に扱う
  • 自分の部屋を整理整頓しない
  • 親切にされても感謝しない
  • 人に迷惑な車の運転をする

ちなみに私は、
コンビニや飲食店などでトイレを借りると
必ず掃除をして帰ります。

「利用する前よりもきれいな状態に」
を心がけています。

実は一番の徳を積む行動は、
自分の命を他者の命を救うために
捨てることだと言われています。

だから家畜は尊いのです。

ところで、
なぜ陰徳と積善を実践すると
運気が上がるのでしょうか?

私が感じるのは、
陰徳と積善を実践していると
周りから応援されるようになります。

これ大きなポイントです。
つまり周りから援助が得られるのです。

「これ使って」
「協力するよ」
「なにかできることがあったら言って」

と言ってもらえるように
不思議となるのです。

つまり、
やろうとしていることが不思議と
良い方向に進んでいくのです。

進むスピードも加速していきます。

自分の想いを実現するには、
周りからの応援ないと難しいです。
これは大谷選手を見ていると痛感します。

こういうことからも、
自分の運命は自身で切り開くものだ
とわかりますよね。

仏教には
善因善果、悪因悪果
という言葉があります。

この言葉の意味は
善い行いをしていれば善い結果に報いられ、
悪い行為には必ず悪い結果や報いがある です。

徳を積みましょう。
徳は他人に知らせないように
隠れて積んでいきましょう。

善いことをしましょう。
善い行いを積んでいきましょう。

今回の話は
三浦尚司著「誰にでもできる積善と陰徳のススメ
に書いてあります。

気になる方は読んでみてください。