丙午の女性は強い
丙午(ひのえうま)の女は男を食う
なんてことを耳にすることがあります。
これは私からすればかなりの誤解です。
もっと言います。
丙午の女性=丙午の年に生まれた女性
と思っている方もいます。
実際に丙午の年である1966年は、
そのような迷信が効いたのか、
出生数がかなり少なくなっています。
1つずつ誤解を解いていきたいと思います。
丙午の女性が強いと言われる理由
丙は十干の中で一番強い五行であり、
午は十二支の中で一番強い干支です。
しかも両方「火」で重なることで
火のパワーが最大級になります。
そのため、
その人のエネルギーも強くなる
傾向にあります。
丙午は動物占いで言えば、
最強の虎さんでもあります。
この「強い」というところがポイントなんです。
強い
=芯(考え方)がしっかりしている
です。
これもちろん良いことでもあるのですが、
悪い方面に出てしまえば「頑固」になります。
昔の日本人の考え方は、
女性は家にて家を守ることが役目
だと考えられていました。
しかしこの丙午の女性は
そのような役目には向いていません。
外に出てどんどん仕事をこなすタイプ
キャリアウーマンのようなタイプが
向いています。
もっと言います、
社長になっても成功するタイプが多いのが
丙午の女性なんです。
強いからこそ、
「丙午の女は男を食う」
なんて言葉が生まれたのかもしれませんね。
現代のものの見方からすれば、
丙午の女性に対しての誤解があると
わかることでしょう。
丙午の年に生まれた女性ではなく、
丙午の日に生まれた女性が強い
もう1つ誤解を。
丙午に生まれた女性だから強い
というわけでは決してありません。
それ誤解です。
関係あるのは丙午の日に生まれた方
なのです。
年、月、日、もっと言えば時間まで
甲子から始まり癸亥まで60干支が
ぐるぐる回っています。
例えば、
丙午の年の1966年11月8日に
生まれた女性を見てみましょう。
この女性、
年:丙午
月:己亥
日:辛未
生まれになるわけですが、
決してエネルギー的に強い女性
ではありません。
※エネルギーは0
辛未の女性は温和で、
男性に尽くす女性でもあります。
私が言いたいことは、
丙午の年に生まれたからと言って
強いとは限らないということです。
エネルギーについては、
以下の記事を参照にしてください。
一方で、
丙午の日に生まれるとそのエネルギーは
強くなる傾向にあります。
例えば、
1967年6月11日生まれの女性。
年:丁未
月:丙午
日:丙午
はかなりエネルギーが強い女性です。
※エネルギーは12
ですから、
生まれた年ではなく日が重要
であることを知ってください。
しかしながら、
どんな日に生まれても、
自分の特徴を知ることで、
自分を最大限活かすことができます。
エネルギーが高くても、
丙午の生まれであっても、
それがあなたの良さになります。
自分の良さを大切にしてくださいね。
自分を活かしたい
相手を活かしたい
と考えるなら四柱推命を学んでみませんか?