2025年2月5日更新
今まで結構な数の
経営者からの相談を受けてきました。
相談の内容のほとんどは
事業がうまく行っていないので
会社をたたもうか迷っている
という内容です。
このような相談をされてくる
経営者を実際に鑑定をしてみると、
ある共通点があります。
その共通点とは
空亡や劫財(=運気が悪い)の時期に起業
しているということです。
今回の記事では、
空亡や劫財(=運気が悪い)の時期に起業すると
起こる問題についてご紹介します。
起業のイメージ画像(写真ACより)
起業して数年経ち、
経営がうまく行かなくて相談を
されてくる経営者。
話をよく聞くと、
ある共通点が見えます。
それは、
周りの人に恵まれていない
ということです。
事業は経営者一人で
うまく乗り越えられるものではない
と思っています。
なんでもそうですが、
新しいことを始めようとした時、
誰と組むのか?
誰と一緒に事業を進めるのか?
は事業を成功に導く上での
重要な要素ではないでしょうか。
起業してから事業がうまくいかない
と相談に来られる経営者のほとんどが
周りの人に恵まれていません。
典型例を2つ紹介しましょう。
1つ目は事業を拡大した社長のケース。
あまり良くない「劫財」の時期に、
会社拡大のために2拠点増やしました。
その2年後に相談を受けます。
話を聞いていると、
関西に出した支店を任せた人間が
やりたい放題で支店を運営していました。
どんどん借金は重なり、
とうとう関西の拠点は撤退。
しばらくしてもう1つの拠点も撤退。
私の先生がリスケのプロだったため、
紹介したのですが次第に連絡をして
来なくなり…
今では行方不明です。
もう1つのパターン。
起業して3年後にこちらの経営者も、
借金が重なり今後の相談に来ました。
借金の返済については
アドバイスできませんが、
何が原因なのか話を聞かせて頂くことに。
今後
撤退するか続けるのかの判断を
一緒に考えました。
この経営者の方も、
話を聞いていると「空亡」の時期に
会社を起業していました。
この経営者の相談を受けた時、
30代前半と若かったのですが、
付いていた右腕と左腕の方が
とんでもない責任感のない人でした。
しかも一人は顧問税理士という…
はっきり言います。
あまり良くない時期に
起業すると周りからの援助を
受けにくいことが予想されます。
もっと言えば、
周りに集まってきた人が
自分にとって良い人か悪い人かを
判断する目が鈍くなります。
会社を経営し続けるには、
やはりあなた一人の力では、
厳しいのが現実です。
だからこそ、
周りの援助が必須なのです。
周りに集まってくる人も、
良い人がよってこない傾向にある
と思います。
周りに集まってくる人が
優秀であればあるほど、
事業のスピードは増すでしょう。
だから私の意見としては、
起業の時期は良い年、月、日を
選ぶことをお勧めしています。