私は動物占いが大好きです。
その人の性格を動物で端的に
表現することができ便利ですよね。
今でも鑑定している時は、
相手は動物に見えてくるくらいです 笑
動物占いは
四柱推命で言う十二運を動物に例え
鑑定しています。
私が鑑定していて感じている
動物占いと四柱推命での十二運の違い
を今回お伝えします。
動物占いにおいては、
最もその人の色濃く現れる動物は、
生まれた日から現れる動物を言います。
そのような人もいれば、
そうでない人もいます。
ずばり答えを言えば、
その人の持っているエネルギーが
身旺か身弱によって変わってきます。
私は四柱推命で鑑定する際に
最も重要な要素はエネルギーである
と思っています。
とても重要な要素です。
それは十二運にも影響を示します。
生まれた月から現れる十二運は、
コミュニケーションを示す十二運
です。
動物占いでは「表面」と表現しています。
とても上手な表現だと感じました。
要は第一印象が示されるわけです。
一方で生まれた日から得られる十二運は
その人の本質的な性格を表す十二運です。
人は他者と接する時は、
本当の自分を見せない傾向にあります。
エネルギーの記事で書きましたが、
エネルギーが高い人を「身旺」と表現し、
一方で低い人を「身弱」と表現します。
身旺の人はすぐに見せ、
身弱の人はなかなかその本質を
見せない傾向にあります。
身弱の人で、
親や兄弟にさえ本来の自分を見せない人が
私が鑑定している限りいるのも事実です。
つまり、
他者との壁をすぐになくせる人が身旺の人
一方でなかなかなくせない人が身弱の人
とも言えます。
例えば、
月の十二運が墓で日の十二運が沐浴
の身弱の人がいたとしましょう。
※その場の雰囲気を読まず自分の意見を言う人、雰囲気を読みすぎて何も言わない人、人それぞれです(画像はイメージ:写真ACより)
身弱なので、
ほとんどの人に対して「墓」の性格
で接します。
「墓」の人はそのコミュニティを
とても大切にしますから、
反対意見など絶対言いません。
しかしこの人が身旺なら、
すぐに沐浴の個性である
ずばずば遠慮をせず物をいう性格
が表面化します。
前者は「墓」が強くて、
後者は「沐浴」が強くなります。
だからこそ、
一概に日から得られる十二運が「沐浴」
だからといって沐浴の性格が強く出る
とは言い切れないのです。
エネルギー値が高ければ高いほど、
日から得られる十二運の性格は
すぐに現れます。
一方で低ければ低いほど、
なかなか日から得られる十二運の性格は
現れてきません。
日と月以外にも、
年と時間から得られる十二運
もあります。
この4つの十二運が
似たような十二運が重なれば
鑑定はしやすいのですが、
なかなかそうはいきません。
こっちの十二運では自己中心
こっちの十二運では相手に気を使う
のような相反する性格が出てきます。
この矛盾を読み解くことこそが、
その人に当てはまった個性を鑑定すること
ができるのです。
更にこの十二運に加え、
日干から得られる五行から得られる個性
元命から得られる個性
も加わり相手の個性を鑑定します。
様々な方向から相手の個性の傾向を読み解き、
アドバイスをするわけです。
だから
四柱推命は奥が深いのです。
面白いのですよ。