四柱推命でその人の個性を鑑定
する際に参考になる部分はいくつか
あります。
大きく分けて、
十二運、通変星、五行、エネルギー
神殺星と5つあります。
この5つがお互いに絡み合って、
その人の個性を鑑定します。
それぞれが
同じの個性を示す人もいれば、
正反対の個性を示す人もいます。
だから難しいと感じてしまいます。
今回の記事では、
五行からわかるその人の個性
についてお伝えします。
10種類の五行はその個性を示す
象徴的なものがあります。
※10種類の五行を十干と言います。
その個性を表す象徴的なものを
含めて1つ1つ見ていきましょう。
木のグループ
木の人たちは木であるからこそ
癒やしの人たちです。
そのために人が集まります。
甲(1本の大きな木)
甲(きのえ)の人は1本の大きな木に
例えられます。
上へ上へとすくすくと伸びていく
これこそが自分の本能である人です。
良くも悪くも真っ直ぐな性格です。
人の上に立つ人物です。
乙(ツル科の植物)
乙(きのと)の人は植物の中でも、
ツル科の植物と表現するのが
一番適しています。
ツル科の植物なので、
何かに巻きついて伸びていきます。
つまり人に巻き付く
=人の支えが必要な人でもあります。
裏を返せば人に活かされる人です。
また雑草にも近いため、
根が強い=がんばりやさんでもあり、
根気強く物事に取り組める人です。
柔軟性があり優しい人でもあります。
火のグループ
火の人たちは情熱を持った人たちです。
理想に向かって行動ができる人
でもあります。
丙(太陽)
丙(ひのえ)の人は太陽であるため、
人の中心的なそん時になる人です。
穏やかに周りを照らしてくれます。
そのため、
組織の中に丙の人が2人存在すると
衝突するかもしれません。
一方で、
一度スイッチが入ると、
激しく燃え上がることもあります。
丁(ロウソク)
丁(丁)の人はゆらゆらと揺れる
ロウソクのような火を表します。
頑張り屋で感情豊かです。
そのためいつ消えてしまうか不安で
その火を消さないようにと神経質に
なりがちです。
普段はゆらゆらとしていますが、
消えそうになると烈火のごとく
怒る激しさもあります。
土のグループ
土の人たちは温厚な人たちです。
土=大地を示しますので、
生命を育むべく周りを活かします。
戊(山)
戊(つちのえ)の人は乾燥した土です。
山であるために、
少々のことでは動じませんし、
動きません。
そのため周りから
保守的で頑固と思われるかも
しれません。
しかし裏を返せば、
一本筋が通った人でもあります。
己(田畑)
己(己)の人は湿った土です。
水気を持った田畑であるため、
あまり水を好みません。
物静かで面倒見が良く
周りと上手に関係を築いていける
気遣いができる人でもあります。
一方で、
ちょっとしつこいところもあり、
物事を決められず優柔不断に
思われるところもあります。
画像はイメージ(写真ACより)
金のグループ
金の人たちは意志の強い人たちです。
一度決めたことはとことん貫き通す
信念の人でもあります。
庚(鉄)
庚(かのえ)の人は感性が
強い人達です。
鉄であるために、
性格的には意思と信念が強く
ちょっと失敗でも立ち直ります。
自らの力で
困難を切り開いていくパワー
の持ち主です。
一方で、
軽はずみな行動が見られる
こともあります。
辛(宝石)
辛(かのと)の人は宝石である故、
とても繊細な人です。
ちょっとした相手の言動で
とても傷つきやすい人です。
きらきらとすることが好きで、
派手な場所を好みます。
感受性が豊かない人です。
画像はイメージ(写真ACより)
水のグループ
水の人たちは知的な人たちです。
水は形なく流れ動くために、
柔軟性及び臨機応変性があります。
壬(海)
壬(みずのえ)の人は包容力
がある人たちです。
海の見た目通り、
穏やかさと激しさの両面を
持ち合わせる人たちです。
特にエネルギーが高い人は
気性が荒く感情の起伏が激しく
なります。
癸(雨)
癸(みずのと)の人たちは
十干の中でも一番弱い人たち
と言われています。
雨は降ったり止んだりするため
感情の起伏が激しい人たちです。
奉仕精神が強く、
我慢強く忍耐があります。
お節介でもあります。
写真はイメージ(pakutasoより)
個性を鑑定するときは総合的に観る
以上五行及び十干別に
その個性を解説しました。
この十干のそれぞれの個性
がわかればその個性同士が
ぶつかる相性もわかります。
2025年3月8日更新
私のところに
プライベートで鑑定に来る人は、
ほとんどが相性のご相談です。
世の中の人は、
人間関係で悩んでいる人はいない
と言われているほど、
人間関係で悩みます。
職場でも、
プライベー[…]
ここで気をつけてほしいのは、
「私は甲だから人の上に立つ人物だ!」
「あの人は癸だから感情的なんだ!」
とはなりません。
決めつけは良くありません。
一番はエネルギーによりますし、
他にも十二運や通変星によって
その人の個性は変わってきます。
もっと言えば
育ってきた環境によって、
その人の性格は変わってきます。
最初に伝えたように、
を総合して観ることで
より正確な鑑定ができます。
四柱推命から得られる情報に加え、
育ってきた環境も含めてアドバイス
できれば最高ですね。
2025年2月21日更新 人はエネルギーを持って 生まれてきています。 実数で言えば -6から14までの数字で表されます。 この数値が高ければ良い 低ければよいというのではなく、 それぞれ特徴が出てきます。 今回[…]
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