四柱推命は相手との相性がいい人を観ることに優れたツール

2025年3月8日更新

私のところに
プライベートで鑑定に来る人は、
ほとんどが相性のご相談です。

世の中の人は、
人間関係で悩んでいる人はいない

と言われているほど、
人間関係で悩みます。

職場でも、
プライベートでも、
相手との相性で悩むのです。

今回の記事では、
四柱推命で観る「相性」について
お話します。

相性とは?相性がいい人とは?

四柱推命は人同士の相性を観るのに、
とても適したツールであり、
学びも得られるツールです。

「あの人と私は相性が良い」
「相性が良いから一緒にいて苦でない」
なんて言葉を聞くことがあります。

では実際に、
相性が良い人とはどんな人を
指すのでしょうか?

  • 価値観が同じ人
  • 一緒にいると楽しい人
  • お互いに意見を言いやす人

と一般的には挙げられます。
ここで1つ問題があります。

あなたが相性が良いと思っていても、
相手はそう思っていないパターン
って結構あります。

「え???」

と思われたかもしれません。
相手は言うのを我慢しているだけで、
相性が良いと思っていないことがある
のです。

『相性が良い』
とはお互いに相性が良いことだと
ほとんどの人が思っています。

残念ながらどちらかが
関係性を崩さないために、
我慢していることが多いのです。

相性が悪いとは思っていなくても、
相手のことが嫌いだと思ってなくても、

「なんかあの人と会って話をした後
 ってとても疲れる」

という経験ありませんか?

つまり、
相性が良いと思っていても、
実はあなたの思い込みということ
あるのです。

もちろん、
両想いのパターンもありますが、
たいていの場合は片想いの方が多い
のですよね 苦笑

相性は一方通行が多い

私が鑑定している限り、
相性は基本一方通行です。
残念ながら…

もちろん両想いのパターンも
ありますがほぼ片想いです…

相性が一方通行とは、
自分は相性が良いと思っていても、
相手は悪いとまで思わなくて、
なんとなく一緒にいると疲れる
と言った感じです。

エネルギーでも触れましたが、
これは身弱の人に多くいます。

身弱の人は
基本的に相手に合わせることが
できる
スペシャルな人です。

また十二運の「墓」や「衰」
のなど人情系の人たちも、
相手に合わせてくれます。

特に墓の人はその場の雰囲気を
壊したくないので言いたいこと
を我慢する傾向にあります。

ですから、
一緒にいて少々居心地が良くないと思っても、
相手に合わして話をしてくれます。

要は
その場の雰囲気を壊したくない
のです。

一方で、
身旺の人やあまり我慢をしない十二運の沐浴
(動物占い言うチータさん)は合わすことを嫌う
傾向にあります。

そのため、
場の雰囲気を考えずはっきりと
NOと言いがちです。

自分が相性が良いと思っていても、
実は相手が合わしてくれているだけ
かもしれませんよ。

気をつけましょう。

画像はイメージ(写真ACより)

四柱推命で相性を鑑定する際の3つの大切な要素

では四柱推命的に相性を観る際のポイントを
3つご紹介します。

五行エネルギー

1つ目は五行とエネルギーです。
エネルギーが高ければ高いほど自己主張は強くなり、
低ければ低いほど誰とでも合わすことができます。

エネルギーが高い
五行の主行の強さが高い
でもあります。

このエネルギー
木火土金水の五行が加わります。

例えば、
金のパワーが強い人が木のパワーの低い人と
いたとしましょう。

金の人は居心地が良いかもしれませんが、
木の人はなんとなく疲れます。
(金は木を切るからになります)

例えば
土のパワーの強い人がいたとして、
木のパワーの弱いい人といても、
あまり気になりません。

(木は土の養分を吸うがパワーが弱いため)

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関係性

世の中の人間関係には、
関係性と言うものが存在します。

  • 親と子
  • 上司と部下
  • 姉と妹
  • 夫と妻

このような
上下関係が生じる可能性がある関係
があります。

親は子に対して
必ずイニシアティブを取りたがります。
それは他の関係でも同じです。

世の中には、
残念ながら親なのに子の位置、
子なのに親の位置にいる関係も生じます。

要は
実際の関係とは反対の位置にいる
関係が存在するのです。

例で言えば、
私は次女は親の位置にいます。

そのために、
次女に対して「俺は父親だから」
というスタンスで話をすると、
関係性は悪くなります。

だから、
ある意味次女を目上だと思って扱います。
するとうまくいくんです。

この辺りは、
微妙なニュアンスがありますので、
詳しくは基礎講座にて聞いて下さい。

距離

距離とは一緒にいる時間も含まれます。

例えば
遠距離恋愛の時はうまく行っていたのに、

結婚をしたら衝突するようになった…

とか

隣の部署にいた時は仲良かったのに、
一緒に仕事をするようになったら、
関係がぎくしゃくするようになった…

これは距離の遠い近いの典型例です。

この最たる例が、
恋愛相性と結婚相性の違い
になります。

恋愛時は一緒にいる時間は
どうしても少なくなりがちです。

しかし、
結婚すると一緒に過ごす時間は
多くなります。

「付き合っていたときはよかったのに、
 結婚したらダメになった」

という話はよく聞く話です。

恋愛相性が良い=結婚相性が良い
にはならないことを知っておきましょう。

画像はイメージ(写真ACより)

一時期遠距離恋愛の
“シンデレラエクスプレス”なんて
流行りましたよね 笑

相性鑑定でもし相性が悪いと言われても大丈夫!

「相性が悪いよ」と言われても、
決して悪いと思い込まないでください。
策はあります。

例えば、
相性が悪い=価値観が違う人
相性が良い=価値観が同じ人
と思うかもしれません。

しかし、
価値観が違うことが相性の悪さに
つながるのでしょうか?

確かに判断を迫られたときに
価値観が同じならば同じ判断ができ、
スムーズにことが運びます。

一方で価値観が違えば、
違った見方を教えてくれる人
にもなります。

もっと言えば、
自身の成長のためには違った価値観を持つ人
がとても大切になります。

全ての相性に対策はあります。

もっと言えば、
相手は変えられないので、
自分が相手と接するスタンスを変えることです。

この相手のことを理解できるのが
四柱推命なのです。

実は私と妻は
四柱推命上で言う最悪の相性である
天戦地冲」という相性です。

しかし悪いと思ったことはありません。
なぜなら、
相手の個性を尊重し理解しているからです。

相手の性格を理解し、
相手のことを敬意を持って接する。
これができるのが四柱推命を学ぶ強みですね。

ご興味があれば、
講座内容をチェックしてみてください。

 

 

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