SNSを見ていると、
「なんでそこまで強く言うのか」
と感じる場面が増えました。
年齢が見えないことや、
仮名で発信できることもあってか、
言葉がどんどんきつくなっている
ように感じます。
もしかすると、
SNSは“トイレの落書き”のような感覚で
気軽に発信しているのかもしれません。
ですが、
それを受け取る側として
「相手」が存在します。
その言葉を読んでどう感じるか?
そこに意識が向いている発信は、
正直あまり多くありません。
実際、投稿の中には
相手への敬意が感じられない
ものがほとんどです。
「年上だろうが対等でしょ」
そう思う人もいるかもしれません。
確かに今の時代において
「対等であること」
はとても大切です。
ただ、それと
「敬意を払わなくていい」
は全く別の話です。
私は、年上・年下に関わらず、
相手に対して敬意を持つことは
とても大切だと考えています。
その上で今回のテーマです。
結論から言うと、四柱推命の視点では、
年上を敬う人ほど運が巡りやすい構造
があります。
これは精神論ではなく、
「人と運の流れの仕組み」の話です。
人は単独で生きているのではなく“縦の流れ”の中に存在している
四柱推命では、
人を単体で完結した存在
とは見ません。
必ず
「流れの中にいる存在」
として捉えます。
四柱推命の命式において、
- 年柱:先祖や上司や親
- 月柱:同僚
- 日柱:自分自身
- 時柱:後輩や未来
を示します。
つまり人は必ず
「上から流れてきたものの上に立ち、
さらに下へ流していく存在」
として生きています。
知識も経験も環境も、
全ては自分より前にいた誰かから
受け取っているものです。
その証拠に、
あなたのその言っている言葉
あなたが今使っているツール
親や先輩など先人から
教わったものが多くありませんか?
この構造を理解するだけでも、
人との向き合い方は大きく変わります。
今はなぜ“敬う感覚”が薄れたのか?現代の生活環境の変化が及ぼすもの
今の若い世代が
特別おかしいわけではありません。
むしろ環境がそうさせています。
SNSでは年齢が見えず、
フォロワー数や発信力が
力の指標になります。
「対等であること」
が強く求められ、
上下関係という概念自体が薄れて
いきました。
更に大きいのが、
生活環境の変化です。
かつての日本は、
おじいちゃんやおばあちゃんと
一緒に暮らす家庭が多かったんです。
日常の中で、
昔の話を聞いたり、
生活の知恵を教わったり、
何気ない会話の中で
価値観に触れたりする機会が
自然とありました。
つまり、
「敬いなさい」と教えられなくても、
- この人たちは自分より多くを知っている
- 自分はこの人たちから受け取っている
と実感できる環境があったのです。
しかし今は核家族化が進み、
年上の世代と日常的に関わる機会は
激減しました。
そこにSNSが加わり、
年齢や立場が見えない関係性が
当たり前になっています。
その結果、
年長者から何かが流れてくる感覚を
受け取れなくなったんですよね。

運やチャンスは偶然ではなく“人を通して上から流れてくるもの”であるという現実
ではその「流れ」とは何か。
- 運
- チャンス
- 引き上げ
- 重要な情報
これらは偶然のように見えて、
人を通してしかやってきません。
そしてその多くは、
自分より上の立場にいる人から
もたらされるものです。
四柱推命的に見ても、
エネルギーは上から下へ流れる
のが基本です。
教えや信頼や機会といったものは、
上の世代が持ち、それを下へ流す
ことで循環が生まれます。
つまり、
上に対して敬意を払わなければ
当然流れてこないのです。
年上を軽く扱う人ほど運の流れを自ら止めてしまい結果的に孤立していく理由
ここで少し厳しい話をします。
SNS上だけでなく日ごろ
攻撃的な言葉を言ってしまう人は、
「すぐ否定する」
「相手を論破対象として見る」
といった目で見られてしまいます。
その行動が習慣になれば、
周りは無意識に距離を取るように
なるのは当たり前です。
特に、
社会的に地位がある人は、
わざわざ関わってきません。
となれば、
教えてもらえる機会が減り、
引き上げてもらう可能性も消え、
重要な情報も入ってこなくなります。
つまり、
運の入り口そのものが閉じている
状態になります。
本人は正しいことを言っているつもりでも、
構造的には流れを断ち切っているのです。
もっと言います。
自分に対して
敬意を払わない後輩に対して、
わざわざ教えようと思いますか?
自分の身に置き換えて
考えてみればわかることです。
それが答えです。

画像はイメージ(写真ACより)
敬うという行為は服従ではなく“流れを遮らずに受け取るための技術”である
ここで誤解を解いておきます。
年上を敬うというのは、
何でも従うことではありませんし、
理不尽に耐えることでもありません。
大切なのは、
流れてくるものを受け取れる状態
をつくることです。
- すぐに否定せず一旦言葉を受け取る
- なるべく丁寧な言葉で接する
- 相手の経験の中から学べる部分を探す
それだけでも流れは変わります。
礼儀がある人が
得をしているように見えるのは、
単に性格が良いからではありません。
流れを止めていないからです。
運は、縦の関係を通って流れてくる
最後に1つだけ。
運は縦の関係を通って流れてくる
ということです。
そしてその流れは、
自分の態度次第で
開きもすれば閉じもします。
「別に年上だからって…」
と思う気持ちは自然です。
ただ、
その一歩先にある構造を知れば、
どう振る舞うかが判断できます。
その判断こそが、
これからのあなたの未来を大きく
変えていくのです。
今から誰か年上の人の言葉に対して、
否定する前に一度受け取ってみる
ことから始めてみてください。
それだけで、
止まっていた流れが
少しずつ動くようになりますから。